【読書】「目覚めよ! 日本経済と国防の教科書」を読みました

みなさんに読んで頂きたい本です!

はじめに
私は別に右翼とか左翼とかではない

しかし、自分の中で何かが目覚めたというか
新しいことに気づかされた。

この本に出てきている「お花畑思考」に浸かっていた自分がとても悔しい。
そして今現在日本が隣国からうけている行為にしても
なぜもっと危機感をいだいてこなかったのかと
自分が情けなくなる。
そしてほんの少しでも自分で自分たちの国を守るという意識を持たねばならないなと痛感した。

「日本は戦争中?」
そう感じたのは、今年の頭に日本の”護衛艦”に
中国のフリゲート艦からレーザーが照射された事件があった時だ。
これはつまり、「こめかみに拳銃をあてられている」状態。
逆らったら撃つぞの威嚇行為以外のなにものでものない。

しかしこのときすでに、尖閣諸島と周辺の領海、領空になんども
中国は侵入しており、実はすでに戦争が始まっていたかもしれない。

この本は、危機感をもってない日本人への
日本国民への自分たちの国は、自分たちで守るんだと言う意識改革を促す本だと思います。



ざっくり感想

既に書いてしまっているが、【危機感】
この一言につきます。そしてその危機感こそが今の日本のデフレ状況を救う
一因になりうると本書では書いてあるのですが。
経済のことよりも、私は【危機感】がとても刺激されました。

心に残った箇所

1.安全保障は天から降ってこない

日本国の安全を守ることが出来るのは日本国民しかいない

「憲法9条があれば、戦争が起きない」
こめかみに拳銃をつきつけられていてよくそんなことが言えますね。
「アメリカが守ってくれる」
じゃあアメリカが危機のときはどうするの?

さらに日本国憲法にもふれて

現実には日本国民を除き「恒久の平和」を念願し「平和を愛する」諸国民など存在しない

お花畑の思考回路は日本人だけ

2.武器輸出三原則とポジティブリスト

憲法9条はさらに輪をかけて「現実から乖離」している。

「正義と秩序を基調とする国際平和は存在している」
今の中国、韓国を見ても本当にそう思うのだろうか。

3.「隣国を援助する国は亡びる」

日本は「ビジネス」を目的に企業が次々に中国に進出し、虎の子の技術を「引き渡して」いった。結果的に中国の経済的戦争能力は高まり、現在は我が国固有の領土である尖閣諸島に牙をむいている

台湾は違うようですが、確かに中国、韓国へは技術的な支援をしてたはずなのに
なぜか恨まれて、そしていつのまにか領土を奪われている(竹島)
隣国同士は仲良く出来ないのだろうか。。。

4.防衛費とデフレ脱却

経済的安全保障能力を向上させるには、政府がおカネを消費や投資に使うしかない。

防衛費として政府がお金を消費、投資すればその分雇用が生まれ
その雇用からお金が経済に流れ、国民の経済を成長路線に戻せる。
「国民経済」はつながっている。つまりお金を溜め込んでしまえば
自分のところにもお金が回ってこないのである。
2009年にどっかの政党が補正予算を凍結させたことによって
日本国民はその分お金が回ってこなかったということになる

5.日本の異様なB/C
※Benefit(便益)、Cost(費用)

現在の日本のB/C分析では、震災などにおいて「日本国民の安全を守る」役割は、便益としてカウントされていない。

正直言いますと私は、道路を作るときの基準がそもそも知らなかった。
しかしこの災害対策の日本で、非常事態時のことがが”便益”とされてない事実。
効率のみを重視している日本の風潮。異様としか思えない。

6.中国中央テレビの支局がNHK内部にある異常
正直これが一番びっくりした。
NHK在日韓国人の名前を出さないなどのサイトを見てただけに
韓国よりかと思いきや、、、実は中国にも寄生されているという現実。
ほぼ税金と同じように国民からお金を徴収しているのに
まさかの諸外国へ日本の情報を筒抜けにさせているとは、、、唖然

終わりに

正直、過激なことを考えてしまいそうになるぐらい色々なことが腹立たしい。
でもそれは私自身がそのことを知らなかっただけで
事実を知り、注意を促している人たちはきっといて
この本の著者もその中の一人なのだと思う。

中国と韓国に関して言えば、私たちの先人が援助をしてきたのに
恩をあだで返してきたと思う気持ちもありますが、
国として発展させるためにやってることと言えば
確かにあちらにはあちらの正義があるのかもしれない。
しかしだからこそ私たちは、
自分たちの暮らしを守っていかないとならないのではないか?

今回一番思ったことは
「自分の身は自分で守らなくてはならない。」
ということ。

小さなことかもしれないですが、
お金を稼ぎ、税金をしっかり納め
防衛費を下げず、NHKの体制にメスをいれてくれるような
政治家を応援するなどなど
私にも出来る、国を守るということをしっかりやろうと思えました。