日本人は今こそ、過去の失敗から学ばなければならない。(「超」入門 失敗の本質 より)

「超」入門 失敗の本質

本書は【失敗の本質】という本を作者が
どんなふうに仕事に活かしてきたかを解説されています。

私自身【失敗の本質】と言う本は読んだことがないのですが
この【「超」入門 失敗の本質】を読んでみて
面白そうだと思い、今度買ってくる予定です。


戦争という失敗の原因を知らない日本人

本書にこんな見出しはないんですけど、私が
序章で感じたものです。

第二次世界大戦は日本に起きた悲劇の中でも
トップクラスの悲劇だと思います。
その悲劇(失敗)の原因を私は全然知りません。

私の不勉強というのもあると思いますが
小中高で第二次世界大戦のことを詳しく勉強した記憶がないのです。
日本がおかした最大の失敗の一つであるにも関わらずです。

トライ&エラーはいいけど

指標が代わらない限り、どんなにトライ&エラーを繰り替えしても勝利を導けない
日本人は俯瞰的にものを見るのが苦手だと本書では述べている

零戦をどうやって米軍が攻略していったのかが説明されているのですが
米軍の零戦攻略方法を見た私の最初の印象は「汚いなぁ」です。

戦争ってそもそもルールが決まっていない
生きるか死ぬかのもの(体験してないので机上ですが)
と、理解していてもそう思ってしまいました。
私も日本人の固定観念がついているのかもしれません。

ルールを変えたやつが勝つ

これはどっかで聞いたことあったのですが、
零戦の攻略は、ある意味日本軍からすればルールを変えられたわけです
(日本軍が勝手に作ったルール(思い込み))

空戦でのルール(考え方)がガラッとかわり、日本はそれに対応できなかった。

ここの説明を読んで一番思ったのは
オリンピックでのルール変更についてです。
「いい悪い」はともかくとして、外国の方々は
このルールを変えようとすることにどん欲だ。
その結果かどうかはわからないが、
柔道では勝てなくなり、スケートも勝てなくなり
(賄賂とかありそうだけど)
野球はオリンピックからなくなるなど
日本はどんどん自分たちが強かったスポーツが
オリンピックからなくなっていっている気がする。

私自身も「いい悪い」と書いてるけど
正直、これも「汚い」と思ってしまっている。
うーむ。まぁこれはまた別の話ですが、、、

日本人が失敗する理由

それは日本の文化なのかもしれません。
空気を読む
一つのことを極めようとする
これらを美徳だと習ってきている。
私自身、この本を読んで、
日本人であることを誇りに思った。

が、ビジネスとなると話が別で
もっと大きな目で、俯瞰的な視点で
考え方も常に全体をふまえた考え方をしないといけない
十回負けても大事な一回勝てればいい。
常に自分が勝つためにルール、指標を変えていけるような視点で
仕事をしていきたい。

多分、まだちゃんと理解できていないので
もう一回読みます。