【読書】渡辺流「勝つ」極意 -勝負心-


はじめに
渡辺明竜王をご存知でしょうか?
将棋が好きな方はすぐにわかると思いますが、
私はどなたか知りませんでした。
そもそも将棋には興味がないのですが、
本についている帯に
【天才・羽生善治が最も恐れる男が明かす「勝つ」極意】
と書かれておりました。

羽生善治さんは私でも知ってる方ですし、
将棋という世界で、いくつもの永世称号を獲得されています。
将棋界で伝説級の活躍をされているのです。

そんな、羽生善治さんがもっとも恐れる人間が
どんな考え方で、将棋という勝負の世界を戦っているのか
少しでも触れられたらと思いこの本を購入致しました。



ざっくり感想

すべての文章において、羽生善治さんはすごい。
という感じが伝わってきます。
そんな羽生さんと勝負していくには、今後も私は精進を重ねます。
よっぽど羽生さんが好きなんだろうなとw

また、とても綿密で緻密な方だなと思いました。
勝負というものに対して、とても冷静な目で見てる。
もしくは見ようとしている。

また、”将棋”で書かれている部分を仕事として置き換えると
とても心に響く内容でした。

心に残った箇所

1.10秒でも読む

必ず何かしらを考えて、そのうえで着手を決めるのである

”常に考える”
ほんの10秒でも、そのときの最善手を考える。
私はこれを、
「どんなに繰り返しの仕事、つまらない仕事でも常に改善案を考える。」
投げやりに仕事をしない。
してるつもりはないですが、
常に一番いい方法を模索してはいない。

2.「調子」という概念はない

「調子の善し悪し」などない。すべて実力だ。

私も同感。すべてが実力。

3.「想定外」を想定する

どんなにメンタルが強い人でも、平常心を欠いては正しい判断ができなくなってしまう。そういう状況に陥らないためにも、「想定外」を想定しておくことが重要なのである。

最初は、それはもう「想定外」じゃないだろうと思ったのですが、
私の考えが浅かったです。
その場面で起こりえるすべてのことを考えておき
それに対して、ちゃんと対策をしておくこと。

多分、この「想定外」は自分が思いつくこと以外をなるべく引き出そうとしてます。
自分が思いつくことは、どんなに突拍子もなくても
その場で理解が出来る。理解が出来れば、「平常心」は保てる。
自分がどんなに考えても思いつかないことをやられれば
「平常心」は乱れる。だから
普段の自分では思いつかないことを、想定しておく必要があるのだと。

終わりに

当初、羽生善治は強い。でもそんな強い羽生善治と私は互角に戦っている。
という、感じに受け取ってしまい。なんかちょっとあれだなぁって感じてたのですが
読んでいくうちに、渡辺明という方の
「勝負」に対する心構え。
「勝つ」ために行っている日頃緻密な努力。

一流の一端を感じれる一冊でした。

今度、羽生さんの決断力も買ってみよう